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TOP >  外来について >  脊髄神経外来 >  疾患紹介 >  環軸椎脱臼症

環軸椎脱臼症


第1頚椎は環椎、第2頚椎は軸椎と呼ばれ、頚椎の中でも特別な形状をしています。この2つの骨は関節や靱帯などでつながれ、首がいろいろな方向に動くことを可能にしています。そして、通常動く範囲を大きく超えてしまった状態が環軸椎脱臼となります。
それぞれの骨にあいた穴を脊髄が通っているため、2つの骨の位置関係がおかしくなると脊髄が圧迫されるなど問題が発生します。

環軸椎脱臼症:8歳、女児。
体育の授業中、誤って頚部打撲。第1-2頚椎が脱臼していたため、後方スクリュー固定施行。
手術後は通常の学校生活に戻り、問題なく生活している。