無症状の方を対象に、MRI・MRAによる画像診断を主検査とする一連の検査により、脳動脈瘤や脳血管奇形、脳梗塞、脳腫瘍などの早期発見を目的とします。脳神経外科医及び、神経内科医による複数の医師が診断を行います。
頭部MRI・MRA(DWI)、頸動脈MRA、頸動脈エコー
MRI(磁気共鳴画像診断法)は、磁気と電磁波を使った比較的新しい断層撮影法です。
磁石のトンネルに寝ていただき電磁波を体に当てることによって、体内の水成分が共鳴して信号を出します。この信号を、コンピューターで処理を行い画像にします。X線を使用しないので放射線被爆もなく、痛みもありません。
撮影方法を変えることにより病気の箇所の質を評価することができ、造影剤を使用せずに、血管や胆道胆嚢系、尿路系を画像化することができます。
当院では、独自のカラー表示法を使用し明瞭な画像を得るとともに、胸腹部の癌などの早期発見に応用しています。


- 検査に、30分〜1時間程度要します。
(検査前に必ずお手洗いを済ませてください。) - 検査着に更衣し、担当技師が、注意事項等
(金属類の取り外し)を説明します。 - 検査用ベッドに横になり、ヘッドホンを装着します。
その後、担当技師が体位設定をします。 - 装置のドームに入っていきます。
(撮像部位が、トンネルの中心に設定されます。)
検査中は、ガンガンという大きな音と振動が発生しますが、
この間はなるべく動かないようにしてください。
(音が鳴っている間に、断面を撮像しています。) - 検査終了です。
(終了は、担当技師によりヘッドホンを通してお知らせします。) - 検査後は、食事、運動、入浴等の制限はありません。
検査用ベッドに横になっていただいた後に、ナースコール(緊急用ブザー)をお渡しします。 検査中に体調の悪くなった方は、ナースコールを押してお知らせください。
当院で実施する人間ドックは、MRIを中心にした検査メニューを組んでおります。一般検査と、各種臓器別ドックを好みに応じて組み合わせてご利用ください。一般検査のみ、または、臓器別ドックのみでもご利用いただけます。
標準的なスクリーニング検査です。通常の健康診断よりも、内容を充実しています。
診察・身長・体重・血圧・視力・色覚・聴力・尿検査・尿沈査・胸部レントゲン・心電図、検便(ヒトヘモ1回)、血液検査(貧血・脂質・肝機能・腎機能・糖尿病)
MRI拡散強調画像(DWI)、CTにより、肺、縦隔、大動脈などの病変を調べます。
胸部MRI(DWI)、胸部CT、腫瘍マーカー3項目(CEA・ProGRP・SCC)
年齢とともに頸椎、腰椎の変性が進行し、疼痛、しびれ感が増加します。症状の強くなる前にチェックが望ましいです。頸椎・胸椎・腰椎の各部位から、選択してください。
頸椎MRI または 胸椎MRI または 腰椎MRI
※それぞれ個別の検査になります。
腹部臓器の病変を調べるコースです。肝・胆・膵を含む上腹部コースと、大腸・小腸、子宮・卵巣、前立腺を含む下腹部コースがあります。上腹部コースでは、胃・十二指腸造影検査を付加します。
上腹部 または 下腹部MRI(DWI)、腹部エコー
腫瘍マーカー3項目(AFP、CEA、CA19-9) または 2項目(CEA、PSA)
上腹部コースでは胃透視
※上腹部、下腹部はそれぞれ個別の検査になります。
メタボリック・シンドロームの対策には、腹部脂肪が内臓脂肪型か皮下脂肪型かを鑑別することが必要で、CTで精確に測定が可能です。
腹部CT
- すべて予約制にて承っており、詳細は打合せさせていただきます。
- 検査項目の詳細や料金については、お気軽にご相談ください。
- 極小の病変については、PETと同様に検出できない場合がございます。
注)脳ドック・臓器別ドック共通

【受付時間】
平日8:30〜17:00、土曜8:30〜12:00
ドック・健診についてのご相談など承ります。原則、ご回答いたしますので、必須項目は正しくご入力ください。匿名のご相談はお受けいたしかねます。
※は必須項目です。
※メール設定で、受信拒否・制限などをされている場合、当院からの返信が届かないことがございます。あらかじめご了承下さい。