委員会はこれまでコロナ蔓延により地域交流会をリモートで行ってきましたが、３年ぶりに対面での地域交流会を開催しました。

直接顔を合わせ有意義な意見交換ができました。

『幼少期に障害を指摘されたＡ氏の一生を地域で支える』をテーマに

地域共生社会の実現に向けてあらゆる世代の抱える課題を明らかにし、地域で活動する多職種がどのように関わっていくとよいかを話し合いました。

スーパーバイザーとして港区保健センターの保健師丸山さつきさん、NＰＯ法人暮らし応援ネットワークの榊原さんをお迎えしました。

エリクソンの発達段階説を引用し、５つの発達段階をグループに分け、それぞれの段階で考えられる課題と心理社会的危機について話し合いました。

事務局の安藤さんが用意した資料は、５つの各段階で家族それぞれの性格や考え方、資源や収入まで細かくまとめられたものでこれをもとにリアリティをもってケース検討ができました。

ある家族の一生について考えてもらい、全てが将来につながっている事、年代ことの悩みついて考えてもらう事ができて大変良かったと思います。

特に、スーパーバイザーの方々の段階に応じた助言が的確で、とっても頼りがいを感じることができました。専門職の方の意見を聞くことができて貴重な交流会だったと思います。

今回参加された皆さんは訪問看護師、ケアマネジャー、病院看護師、相談員など様々な職種の皆さんです。多くのケースを支援する中で、対応に迷われた時に一人で考えるのでなく、専門職に相談しながら支援を継続できることが大切である事を実感できたと思います。